コラム
歯を失う主な原因とは?知っておきたい予防法も

こんにちは。三重県伊賀市にある歯医者「SPT 矢谷歯科口腔医院」です。
「最近、歯がぐらついている気がする」「このまま歯を失ってしまうのではないか不安」と感じていませんか?永久歯は一度失うと元に戻ることがありません。日常生活の質にも大きく影響するため、歯を失う原因を知り、日頃から予防することが大切です。
この記事では、歯を失う主な原因について詳しく解説するとともに、予防のための方法についても紹介します。この記事を参考に、ご自身の歯を守るための習慣を身につけてください。
目次
歯を失う主な原因は?

歯を失う原因は多岐にわたりますが、主に以下のような要因が挙げられます。
歯周病
歯を失う最も大きな要因として挙げられるのが歯周病です。歯周病は、細菌感染により歯茎や歯を支える骨である歯槽骨に炎症が生じる病気です。進行すると歯槽骨が溶け、歯がぐらついたり、最終的には抜け落ちたりする可能性があります。
歯を失う原因になることがある恐ろしい病気ですが、初期段階では自覚症状が少ないです。気づいたときには、すでに進行していることも珍しくありません。
また、歯周病は糖尿病や心血管疾患、アルツハイマー病など、全身の健康にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。
虫歯
虫歯も、歯を失う原因の一つです。虫歯は、歯の表面に付着したプラーク中の虫歯菌が酸を産生し、歯の外側を覆う硬い組織であるエナメル質を溶かすことから始まります。進行すると、エナメル質の内部にある象牙質や、神経や血管などが通る歯髄が感染します。
痛みを伴うだけでなく、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。特に、根の部分まで虫歯が進行すると、治療が難しくなり抜歯せざるを得ないケースが増えます。
虫歯は単に甘いものを食べるとできると考えられることが多いですが、実際には口腔内の環境や唾液の分泌量、歯並びなどさまざまな要因が関係しています。日頃のケアが不十分だと、知らぬ間に虫歯が進行し、気づいたときには手遅れになることもあります。
外傷や事故
歯は、外部からの衝撃にも敏感です。スポーツ中や転倒、交通事故などで歯に強い衝撃が加わると、歯が折れたり抜けたりすることがあります。
場合によっては歯を元に戻すことができることもありますが、損傷の程度によっては抜歯が必要になるケースもあります。万が一歯が抜けた場合は、事故直後に牛乳や生理食塩水に抜けた歯を浸して歯科医院へ持参するなど、適切に処置すれば再植や保存治療の成功率を高められます。
噛み合わせの悪さや悪習癖
噛み合わせの悪さや、日常生活の中で無意識に行っている歯ぎしりや食いしばりなどの癖が、歯に負担をかける場合もあります。一部の歯に過剰な負担がかかり、歯のすり減りや破折が起こりやすくなります。
長期間にわたってこの状態が続くと、歯がぐらつき、最終的には抜け落ちることもあります。特に、歯ぎしりは睡眠中に無意識に行われることが多いため、気づかないうちに歯にダメージを与えています。
ストレスが原因で歯ぎしりがひどくなるケースもあるため、日頃からリラックスする時間を持つことが大切です。
加齢と全身の健康状態
加齢は歯を失う直接的な原因ではありませんが、年齢とともに口腔内環境は大きく変化します。高齢になると唾液の分泌量が減少し、口内の自浄作用が低下するため、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
また、骨密度の低下も見逃せない要因です。歯を支える骨がもろくなると、歯周病の進行や外傷時のダメージが大きくなり、抜けやすくなるリスクが高まります。
加えて、糖尿病や心疾患など、全身の健康状態が悪化している場合、口腔内の炎症が広がりやすいです。歯の喪失につながるケースもあるため、全身の健康管理と連動したケアが欠かせません。
歯を失うリスク

歯を失うと、生活の質に多大な影響を及ぼします。以下に、歯を失った場合に生じる主なリスクについて詳しく解説します。
咀嚼機能が低下する
歯は、食べ物を細かく噛み砕く重要な役割を担っています。歯が抜けると咀嚼効率が低下し、食事の際に十分に噛むことが難しくなります。
これにより、消化不良を起こすリスクが高まり、栄養の吸収が阻害される可能性があります。
また、柔らかい食品しか摂れなくなることで、食事のバランスが崩れ、健康全般に悪影響を及ぼす恐れもあります。特に、高齢者の場合、咀嚼機能の低下は栄養不足や体力低下にも直結するため、歯の維持は非常に重要です。
発音が不明瞭になる
歯は発音にも大きく関係しています。特に、前歯は音の形成や発音の明瞭さに寄与しており、歯を失うことで、さ行やた行など特定の音が不明瞭になる場合があります。
発音がはっきりしなくなると、コミュニケーションの際に誤解を招いたり、自己表現に自信を失ったりすることにもつながります。日常会話や仕事上のプレゼンテーションなどにも影響が出るため、歯の健康は社会生活を営む上でも重要な要素となります。
見た目が変化する
歯は顔全体の印象を左右する重要なパーツです。目立ちやすい前歯の欠損は、笑顔や表情に大きな変化をもたらし、自信を失わせる原因となります。
また、歯が抜けた部分の顎の骨は、噛む力の刺激が伝わらなくなることで徐々に痩せていく現象が起こります。これにより、顔の輪郭が変わり老けた印象を与える場合もあります。
見た目の変化により、対人関係や社会生活でのストレスが増す可能性があるため、心理的な面でも大きな影響が生じることが考えられます。
噛み合わせが悪化する
歯が抜けたまま放置していると、隣の歯がそのスペースを埋めようと傾いてきたり、噛み合わせのバランスが崩れてきたりすることがあります。この状態が続くと、歯並びや口腔内全体の機能が悪化する可能性があります。
歯を失うのを防ぐ方法

歯を守るためには、日常の予防策と定期的なケアが非常に大切です。ここでは、歯を失わないために実践できる具体的な方法について詳しく解説します。
正しいブラッシング習慣を身につける
歯磨きは口腔ケアの基本です。正しいブラッシングで虫歯や歯周病の原因となるプラークや食べかすを効果的に除去することで、これらの発生を防ぎます。
また、歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、通常のブラッシングだけでは届かない歯間部分の汚れも除去できます。
定期的に歯科検診を受ける
自覚症状がなくても、定期的な歯科検診は非常に重要です。検診の際には、天然歯の状態だけでなく、詰め物や被せ物の状態、噛み合わせや歯茎の状態もチェックしてもらえます。
これにより、虫歯や歯周病の早期発見ができ、初期段階で治療をすることで症状の進行を効果的に抑制できます。また、個々の生活習慣に合わせたケア方法についてのアドバイスも受けることができます。
食生活の見直しと栄養管理
口腔内の環境は、日々の食生活にも大きく影響を受けます。砂糖や炭水化物の摂取が多い食生活は、虫歯や歯周病のリスクを高めるため、栄養バランスを考慮した食事を心がけることが重要です。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンCなど、歯や骨の健康を保つ栄養素を十分に摂ることで、歯の強度が保たれます。
歯ぎしり対策とストレス管理
無意識の歯ぎしりや噛みしめは、長期間にわたると歯に大きなダメージを与えます。特に、本人が気づかないうちに行う夜間の歯ぎしりは、強い負荷がかかり歯の摩耗や亀裂を生じさせる可能性があるため、ナイトガード(マウスピース)の使用が効果的です。
また、日常のストレスが歯ぎしりの原因となる場合もあるため、リラクゼーション法や適度な運動、趣味の時間を持つなどして、心身のバランスを整えることも重要です。ストレス管理は、歯の健康のみならず生活の質向上にも貢献するため、積極的に取り組みましょう。
生活習慣全体の改善
歯の健康は、生活全般の習慣と密接に関連しています。規則正しい生活リズムを維持すること、十分な睡眠をとること、そして適度な運動を心がけることで、免疫力が向上し、口腔内の炎症や感染症に対する抵抗力が高まります。
さらに、禁煙や節酒など、健康に悪影響を及ぼす習慣の見直しも、歯の喪失リスクを下げる効果が期待されます。
まとめ

歯を失う主な原因は、歯周病や虫歯、外傷、不正咬合など多岐にわたります。歯を失うと、食事や発音、見た目にも影響を及ぼし、健康や生活の質が低下する可能性があります。
そのため、正しい口腔ケアや定期的な歯科検診を行い、歯を守る習慣を身につけることが大切です。この記事を参考に、日頃から歯の健康を意識し、予防を徹底していきましょう。
歯を守りたい方は、三重県伊賀市にある歯医者「SPT 矢谷歯科口腔医院」にお気軽にご相談ください。
当院の院長・副院長は口腔外科出身で、親知らずの抜歯やインプラント治療などを得意としています。虫歯・歯周病治療や矯正治療、入れ歯治療なども行っております。
当院は、地元の伊賀市だけでなく、名張市・亀山市・津市からも多くの患者様にご来院いただいております。歯に関するお悩みはぜひお気軽にご相談ください。
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