日々みなさまの歯の悩みについて解決し、患者様それぞれの生活が向上することに貢献します。そのため日々、レベルの高い治療技術や知識の研鑽を励みます。現在歯科医院の数はとても多く、歯医者選びは大事になってきています。その中で当院を選んでいただけましたら、あなたをお口や歯のことで困らないようサポートいたします！

保険診療って何？

保険診療とは、保険医療機関において健康保険証を提示することによって一定割合のわずかな負担額で治療を受けることができる国が認めた医療サービスになります。歯科医院によって格差がでないように使用できる材料や治療が決まっています。

「保険診療は国が認めた治療だからそれだけで十分でしょ？」
上記のようにお考えになる患者様は多いと思います。私もそうでした。しかしこれは歯科の勉強をしていくと大きな間違えであることに気づかされました。

「銀歯は頑丈で割れないから大丈夫」
→いいえ、保険診療で行う銀歯は歯との適合が悪く、プラークなどの汚れが付きやすくなるので、また虫歯になりやすいです。

「最新でいい治療をしてもらいたい」
→いいえ、最新のいい治療は費用がかかり、自己負担になります。

保険診療とは、言わば国が認めた日本人が受けることができる「必要最小限の治療」になります。保険診療には決められたルールがあり、使用できる材料や治療法に制限があります。

自由診療って何？

自由診療（自費診療）は、歯科医療や医療全般において、公的医療保険が適応されず患者様が全額自己負担（１０割負担）していただく治療になります。細かい規制やルールが一切ございませんので、患者様にあった治療法や材料を選択していただくことができます。

自由診療および保険診療のメリット・デメリット

自由診療の中に保険診療がある

日本は海外と違い、保険診療が浸透しています。自由診療は保険診療の大枠の中に一部自由診療があると考えがちです。自由診療と聞くとお金持ちの方しか好んで受けない治療と誤認されやすいのですが、決してそうではありません。
保険診療は国が認めた治療だからそれで十分と思うかもしれないのですが、実は自由診療という大枠の中に、一部国が認めた治療である保険診療が入っているのだと思います。保険診療ですと治療費が安くていいのですが、治療法や使用できる材料に制限があり自由診療と比べると圧倒的に選択肢が少なくなります。つまり保険診療では治療方法や材料に限りがあります。

自由診療においては、保険診療において１しか提案できないことも、その３倍も５倍以上もと提案することができ、選択肢を増やすことができますので、その中から患者様に合った治療法を選ぶことができます。

医療は言わば日進月歩で、常に患者様にとって「生体に害がなく良い材料」「より成功率を上げるための最新機器」「歯をきれいに仕上げる材料」が世間ではどんどん開発されています。これは研究者の思いが現れた努力の賜物であり感謝しております。
ドイツやスウェーデンなどの先進国では銀歯は使用してはいけないことになっているのですが、日本ではいまだに銀歯の使用を認められていることから治療が停滞している感じが否めません。
かつては保険診療でもセラミックを使用できるようにする動きがあったのですが、現在の日本の財政状況をみると、そこにたどりつくまでには時間がかかりそうであり、現状では「最新の治療＝費用がかかる治療」は全員が受けることは無理があります。
歯科に対する国からの医療費は決められていますので、歯科医院は「患者様の数をみてなんぼ！」というように患者様の「人数」をみて稼がなければならない状況になっています。

保険診療の恩恵

日本の保険診療制度が全て悪いということではありません。全国一律で治療が統一されていて、決められた負担額を払えば医療を受けることができることを国が保障してくれています。歯のクリーニングや親知らずの抜歯など保険治療においても良い治療はあります。もちろん私も風邪を引いたときなどにおいて総額の３割負担（負担額はヒトによります）でよいので保険診療に助けられています。

また当院は治療において、患者様との間での【価値と価値の交換】だと考えております。私は患者様に対してただ歯を治すことだけではなく、そこについてくる付加価値を患者様に受け取って頂くのが大事であると考えています。例えばセールスマンが家を販売する際に、ただ家をお客様に売るのではなく、その家に住むことによって家族と幸せな時を過ごせる、立地がよくどこに行くにもアクセスしやすいなど付加価値をつけてお客様に販売しているように、私も歯の治療をすることによって「痛みなどから解放され日常が快適に過ごせる」「満面な笑顔ができる」「いつまでも自分の歯で過ごせる」「ヒトと話すことが楽しくなった」などなど、そのいい付加価値を多くの方に与えるのが私の仕事だと思います。

保険診療においても付加価値を与えることができますが、自由診療の方が選択肢を増やすことができ、付加価値を受け取っていただきやすいです！そこが値段だけではなく自由診療と保険診療の違いと考えております。