三重県伊賀市の歯医者「矢谷歯科医院」です。親知らずの治療、インプラント治療はぜひご相談ください。

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コラム

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歯科衛生士として何歳まで働ける?平均年齢も解説!


歯科衛生士

こんにちは。三重県伊賀市にある歯医者「矢谷歯科医院」です。

「歯科衛生士は何歳まで働けるの?」「定年を過ぎても続けられる?」といった疑問をお持ちではありませんか。国家資格である歯科衛生士は全国どこでも働けるため、ライフスタイルに合わせて働き方を選べるところが魅力です。

しかし、クリニックにいる歯科衛生士は若いイメージがあり、何歳まで働けるのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、歯科衛生士は何歳まで働けるのかについて解説していきます。働く歯科衛生士の平均年齢や、歯科衛生士が求められる理由についてもご紹介します。

すでに歯科衛生士として働いている方だけでなく、これから歯科衛生士を目指そうと考えている方も、ぜひ本記事を参考にしてください。

歯科衛生士の平均年齢はどれくらい?

歯科衛生士

歯科衛生士といえば若い人が多いイメージがあるかもしれませんが、実際は年齢を問わず幅広い世代の方が活躍しています。

厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、歯科衛生士の平均年齢は、正職員が36.5歳、非常勤(時短勤務)が43.1歳と発表されています。歯科衛生士の平均年齢は上昇傾向にあることから、歯科衛生士は若い人が多い職業とは言いきれません。

平均年齢が上昇している要因として考えられるのは、高齢化社会による影響です。そもそも日本国民全体の平均年齢が年々上昇しており、それに従い歯科衛生士の年齢も上昇しています。

また、歯科衛生士は国家資格です。非常に専門性が高い職業であり、十分な知識や経験を積まなければ一人前の歯科衛生士になれません。

歯科領域の専門的な知識を身につけて患者様へ適切な処置ができるようになるまでには、ある程度の時間がかかります。臨床を若手へ教えられるベテランの歯科衛生士も必要なため、若く経験や知識が不十分な歯科衛生士だけでは成り立たないのです。

参照元:令和4年賃金構造基本統計調査「職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

参照元:令和4年賃金構造基本統計調査「短時間労働者の職種(小分類)別1時間当たり所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)

歯科衛生士として何歳まで働ける?

働いしている歯科衛生士

何歳まで歯科衛生士として働き続けられるのか、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。結論からお伝えすると、定年を迎える60歳を超えても働けます。歯科衛生士には、公的な年齢制限はありません。

歯科衛生士の免許は、国家試験を受けて合格すれば取得できます。定期更新の必要はない永久ライセンスなので、ご自身の体調やご家族の都合に合わせて、好きな年齢まで働けるでしょう。

ただし、60歳を超えても働けるかどうかは、職場によって定められた定年制度によって異なります。一般的には、60歳か65歳に設定されていることが多いです。

もちろん、定年を過ぎても非常勤やパートの職員として働ける職場もあります。豊富な経験を活かして若手を教育する役割を与えられた場合は、それまでとは違うやりがいを感じられるでしょう。

子育てしながらでも働ける?

子育てしながらでも、歯科衛生士は続けられます。歯科衛生士の職場は、産休・育休制度が充実しているところが多く、子育てが落ち着いてきたらすぐに復帰できるでしょう。

もし産休・育休を取得できず退職したとしても、資格さえあれば好きなタイミングで就職できます。復帰直後は、保育園などにお子様を預けながらパート勤務をすれば無理なく働けるでしょう。

家族の介護をしながらでも働ける?

高齢化社会に伴い、ご家族の介護をしながら生活しなければならない方もいるでしょう。歯科衛生士の職場は福利厚生が整っているところが多く、ご家族の介護をしなければいけない方に向けて介護休暇が用意されている場合があります。

休める日数や休暇中の給与は職場によって異なるため、確認してみると良いでしょう。

ブランクがあっても働ける?

資格を持っていたとしても、離職していた期間があると不安になる方が多いでしょう。歯科衛生士は、ブランクがあっても再就職しやすい職業です。新入職員用の研修制度やフォロー体制が整えられている職場が多く、慣れるまでしっかりサポートしてもらえます。

ブランクがある歯科衛生士を採用してもらえるのか不安に感じている方もいるかもしれませんが、歯科衛生士の人材は不足しているため人柄が気に入られれば雇ってもらいやすいでしょう。

年齢を問わず歯科衛生士が求められる理由

患者様と対話している歯科衛生士

年齢を問わず、幅広い世代の歯科衛生士が求められる理由としては以下の4つが挙げられます。

  • 歯科衛生士が不足しているから
  • 歯科衛生士の職場が広がっているから
  • 高齢化社会に伴いお口の健康が重要視されているから
  • 専門職ならではの知識とスキルが重宝されているから

ひとつずつ順番に解説してきます。

歯科衛生士が不足しているから

日本では、全体的に歯科衛生士が不足しています。そのため、年齢を問わず歯科衛生士が求められています。

歯科衛生士が不足している原因の1つとして、転職しやすい環境であることが挙げられます。上記でご説明したように、歯科衛生士は資格さえあれば就職しやすい職業です。

そのため、仕事内容や職場の人間関係に不満があれば、より良い条件の職場を求めて気軽に転職できます。1つの職場に留まる必要がないため、歯科衛生士の出入りが激しくなり人手不足に陥りやすいのです。

歯科衛生士の職場が広がっているから

歯科衛生士の活躍の場は、歯科医院だけではありません。大きな病院の中にある歯科や口腔外科、学校の歯科検診、高齢者施設、一般企業などでも活躍しています。

歯科衛生士といえば歯科医院にいるイメージが強いかもしれませんが、歯科衛生士の職場は増加しています。活躍できる場所が増えると、さらに働き手が必要となるため歯科衛生士が求められているのです。

高齢化社会に伴いお口の健康が重要視されているから

高齢者にとって、お口の健康は非常に重要です。人が元気に長生きするには、しっかり食べて体に栄養を届ける必要があるからです。

高齢になると、歯を失ったり食べ物を飲み込む力が弱くなったり、体力や筋力の衰えから噛む力が低下する可能性が増加します。歳を重ねるごとに食べ物を食べるのが難しくなるのです。

高齢者の場合は、食べ物をしっかりと噛んで飲み込むという動作が難しくなると、生命維持に影響を及ぼします。高齢化社会である現代では、高齢者のお口の健康を守るために歯科衛生士が重宝されているのです。

専門職ならではの知識とスキルが重宝されているから

歯科衛生士は、国家資格に合格した人でなければ名乗れない専門職です。歯科衛生士になるには幅広い知識を身につける必要があります。誰にでもできる仕事ではないため、限られた人しか歯科衛生士として働けないのです。

歯科に関する高い専門性を持ち合わせている貴重な存在として重宝されていることから、年齢を問わず歯科衛生士が求められていると考えられます。

まとめ

空を見ている歯科衛生士

本記事では、歯科衛生士の平均年齢や、年齢を問わず歯科衛生士が求められる理由などを解説してきました。

歯科衛生士には公的な年齢制限がなく、ライフステージや家庭の都合に合わせてご自身に合った働き方を選択できる職業です。高齢化社会などの影響もあり、慢性的に人手不足であることから多くの場所で歯科衛生士が活躍しています。

当院でも歯科衛生士を募集しておりますので、ご興味のある方は三重県伊賀市にある歯医者「矢谷歯科医院」にお気軽にご連絡ください。一緒に働く仲間が増えることを願っています。

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